「オーロラを見ながら星野道夫を語る会(3)」
3月のオーロラ隊、Team Slow Life
なぐの報告(3)
■必要のないもの
新聞もテレビもコンピュータも電話もない。
旅に出ると、そんなものは必要ないって思う。
というか、欲しいと考えなかった。
今回もそのことをものすごく実感した。
自然を感じて、みんなと言葉を交わして、
飲んで、食べて、遊んで、眠って、泣いて、笑って・・・
日本に帰ってきて、テレビをつけて、
コンピュータに向かい、携帯電話を使って・・・
情報がありふれている生活がつまらないって感じてしまう。
こんな生活にまたすぐに慣れてしまうんだけど、
あの生活は心の片隅に残っている。
ほぼ24時間をともに行動した仲間。
これからも再会することはあるけど、
11人がこれだけいっしに行動することって、
二度とないだろうなあって思う。
すでになつかしく感じている。
ツアー報告と一緒に送られた写真。オレもすでに懐かしく感じる。他に何もいらないシンプルな日々。最高の仲間と過ごした愛しい時間がそこにあった。
結果が、最初の思惑通りにならなくとも、
そこで過ごした時間は確実に存在する。
そして最後に意味をもつのは、
結果ではなく、
過ごしてしまった、かけがえのないその時間である。
─ 星野道夫著 『オーロラの彼方へ』─
なぐの報告(3)
■必要のないもの
新聞もテレビもコンピュータも電話もない。
旅に出ると、そんなものは必要ないって思う。
というか、欲しいと考えなかった。
今回もそのことをものすごく実感した。
自然を感じて、みんなと言葉を交わして、
飲んで、食べて、遊んで、眠って、泣いて、笑って・・・
日本に帰ってきて、テレビをつけて、
コンピュータに向かい、携帯電話を使って・・・
情報がありふれている生活がつまらないって感じてしまう。
こんな生活にまたすぐに慣れてしまうんだけど、
あの生活は心の片隅に残っている。
ほぼ24時間をともに行動した仲間。
これからも再会することはあるけど、
11人がこれだけいっしに行動することって、
二度とないだろうなあって思う。
すでになつかしく感じている。
ツアー報告と一緒に送られた写真。オレもすでに懐かしく感じる。他に何もいらないシンプルな日々。最高の仲間と過ごした愛しい時間がそこにあった。
結果が、最初の思惑通りにならなくとも、
そこで過ごした時間は確実に存在する。
そして最後に意味をもつのは、
結果ではなく、
過ごしてしまった、かけがえのないその時間である。
─ 星野道夫著 『オーロラの彼方へ』─