「沖縄での出会い・・・中野裕弓さん」
沖縄へ行った、もう一つの目的。それは中野裕弓さん に会うこと。
友人の阪本啓一さん が、沖縄で中野さんとジョイント・セミナー(JOYWOWめんそ~れオープン・セミナー)をやるというので、迷わずに申し込んだ。
中野裕弓さんは、世界銀行本部で日本人初の人事カウンセラーとして勤務。98年以降は独立し、キャリアコーチおよび企業の人事コンサル、講演活動を行っている。2001年、世界銀行の元同僚から受け取った「100人の村」のメッセージを日本語に訳して紹介し、大ブームのきっかけを作った人だ。
彼女は等身大の「国づくり」をしたいと考えている。それは日本のどこにいても、どういう立場でも、その人の置かれた場所で、十二分に、等身大で生き切れる場をつくること。それにはまずはだれとも比べたり、競争したりする必要のない“等身大の自分”を確立すること、そしてそれに自信を持つことからはじまる・・・。
セミナーの内容で印象的だったのは、依存型の社会で避けられないもの。それは「競走」「比較」「ストレス」。そして、このステージにいる人が、これを持っていると安心するのが、「Money」と「Power」・・・
一方、独立・自立型社会の上にあるステージ。それがネットワーク・相互扶助型の社会。この社会で、より身近に感じるものは「Love」「Harmony」「Peace」。
うぅ~ん納得!オレの人生のテーマになっているのが「自立」と「共存」。
「地球探検隊」の旅も限りなくフラットな関係で、縦社会じゃなくて横に繋がるコミュニティをつくっていきたい。誰かと比較したり、競走して一番になることを目指すのではなく、参加者全員がベストを尽くすような関係がいい。そして誰もが主役になれる場をつくりたい。みんな素晴らしい何かを持っているのだから。もたれ合うのではなく、支え合いながら・・・。
中野さんと共感する部分が多かった。出会いに感謝!
※同じく東京からセミナーに参加していた嶋田さんと。
阪本啓一さんとは「Invisible Talk(インビジブル・トーク)」 の取材を受けて、ますます深くつき合うようになった。対談の通底するテーマは「見えないものを大切にしている人と見えないものについて語り合う」
「成功している経営者は、目に見えないものを味方にしている」とは、阪本さんの弁。オレの大切な友人のことでも相談にのってもらった。阪本さん、ありがとう!
「肝心なことは目に見えない」と
王子様は忘れないように繰り返しました
サン・テグジュペリ『星の王子さま』