「旅の持ち物」
本気でやった人には
できても
できなくても
必ず
感動が待っている
福島 正伸
明日からしばらくネット環境のない場所
で旅を楽しむので、今日は隊員たちの言葉をできるだけ紹介したい。
最終案内「旅のしおり」の持ち物チェックリストには、必ず、この言葉を入れている。
「”笑顔”と”旅を楽しむ素直で前向きな心意気”」
年末年始にアラスカ・オーロラの旅に参加した隊員リオから体験談が届いた。
<アラスカの自然>
・初日、アラスカミュージアムの窓から高いところに登らない太陽をみて、あぁアラスカに来たんだな、と実感した。
・くっきりみえる北斗七星、ほぼ真上に見える北極星、でっかいオリオン座、誰かが座れそうなくらい大きく美しく光っていた三日月。
・オーロラは全天への展開ではなかったけれど、初めて見る者にとっては充分美しく、ただただみとれてしまった。
・雪の上に寝転がって雪の降りしきる空をみつめ、色んなことを祈った。あのときの気持ちは忘れない。
・人間の思惑通りにはいかない自然に、改めて大きさを感じた。
<持ち物>
探検隊の旅のしおり/持ち物チェックリスト の最後に書かれている、
”笑顔”と”旅を楽しむ素直で前向きな心意気”。
今回、これがイチバン大切かもなぁと改めて思いました。
今回のメンバーの中、”日本で”スーツケースが間違われて持参できなかった人がいたのですが、彼はこの持ち物は持参していたこともあり、途中で買い物はしたけれど、充分旅を満喫して帰っていったように思います。
一方で私は、この持ち物が足りなかったかも。
アラスカの自然は満喫できたけれど、自分の苦手なことや、臆病なところがでてきてしまって、でも、変にあせってしまったところもあって、笑顔や前向きな心がしぼんでしまったような。。メンバーのあたたかい言葉やかかわりにも素直になれないところもあって雪の降る空を見つめながら、こんな自分がすごく悲しくなってしまった。
これから参加する人には、ぜひこの持ち物は持っていってほしい。もちろん、無理する必要はないし、何かしんどくなったら、それを素直に出せばいいんだと思う。
そして、アラスカの大地は、そんな私を、良いとも悪いとも言わず、大きく包み込んでくれました。
今回の旅は、そんな私自身に改めて気付くことができて、ある意味よかったのだと思う。
そして、次回の旅の時には、もっと心をオープンにできたらいいな。
あのアラスカの自然に、また生まれ変わって会いにいけるといいな。
りお
彼女とは「地球探検隊を知る夕べ」
で一度だけ会ったことがある・・・。
これだけ素直に気持ちを表現してくれたことに感謝!「昨日の自分より今日の自分」と意識して行動すれば、自分に自信をもてるはず。自信を持つと、人はもっと素直になれる。比べるのは他人じゃなくて昨日の自分。何度も訪れたくなる場所、それがアラスカなんだと思う。だから、きっとまた会いに行ける。
【大人の修学旅行】のコンセプト
このコンセプトに共感する誰もが自分の居場所のある旅がいい。肩の力を抜いて、参加者の気持ちがふっと楽になる旅がいい。そんな旅をこれからも創っていきたい。
あなたが
思っているよりも
あなたには
可能性がある
福島 正伸