「NO TRAVEL, NO LIFE 須田誠」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

「NO TRAVEL, NO LIFE 須田誠」

また友人、高橋歩のA-WORKSから素敵な本がでた。

須田誠


パラパラとめくるだけでA-WORKSらしさが詰まっている・・・。
デザイナーは歩の弟、実。編集は洋平。実と洋平のセンスが光る。

編集の洋平が本の発売日のmixi日記に書いていた。

 渾身の一冊
 『NO TRAVEL, NO LIFE』(写真・文:須田誠)
 【オフィシャルサイト】
http://www.a-works.gr.jp/ntnl/

 こんな緊張感、はじめてかも。

 読めばわかる。
 黙って買ってくれ。

 ようへい

友達にプレゼントしたくなる本だ。
被写体との独特の距離感がいい・・・。
Makotoさんが人物に思いっきり寄ってアップで撮った写真が多いのだ。
オレは、こんな撮り方をする人を他に知らない。


洋平がこんなことも書いていた。

 昨夜、『NO TRAVEL, NO LIFE』を
 家の近くの小さな書店で買おうと思い、
 「須田誠さんのノートラベルノーライフという本、置いてありますか?」
 と聞いてみました。

 すると、その書店員さんの手元のメモには、
 「スダマコト 脳トラブル脳ライフ」と書いてありました。

 …
 ようへい


笑えた。


Makotoさんの写真もいいが、言葉もいい。
いくつか紹介しよう。

 旅は、行くものではない。
 旅は、呼ばれるもの。


 「人間のどこが好きか?」
 と聞かれたら、
 こう答えよう。
 「あなたのような人間と出会えることさ」


 生涯、ツガイで生きていく動物は多々いるが、
 生涯、ツガイで手をつないで生きていける動物は
 人間しかいない。


 時代にピントを合わせてちゃ遊ばれるだけ。
 自分のハートにピントを合わせなきゃ。

   『NO TRAVEL, NO LIFE』 須田誠


オレと同世代のMakotoさん。
初めてNYマンハッタンを見たときは、ぶっとんだところなんか、かつての自分の旅と重なる部分も多い・・・。また、旅の話でもしながら、ゆっくり飲みたいですね、Makotoさん。ワクワクする本をありがとう!

たまらなく旅に行きたくなる本だ。


   「成功しなかったらどうしようとか、
   試験に失敗したらどうしようとか、
   何を不安がってるんだと言いたいですよ。
   やってみることが大事。
   
   体験という宝物が手に入ります。
   うれしかった、くやしかった、面白かった。
   その思いが自分のものだから、
   生きているのがわかる。

   自分に何をしてやるか。精いっぱい体験させて、
   生きてるぜと命に教えてあげること。
   それをロマンチックと呼ぶんです、俺は(笑)」

   三代目魚武濱田成夫
   (朝日新聞 2006年7月11日 広告特集でのインタビューより)