「母からの手紙」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

「母からの手紙」

昨日、西田先生と会って、7年前にもらった母からの手紙を読み返した。20歳でオレを産んだ母は、「おふくろ」というより「姉貴」という存在に近かった。

この手紙をもらったのは、今は廃刊になってしまった雑誌「ブランカ」で「地球探検隊」の20ページの特集記事が掲載されていた時期だった・・・。


    前略 ブランカ2月号みました。発売日には風邪をひいて買いに行けなくて、一昨日大きな本屋さんで探したけど見つからず、昨日やっと棚にたてかけられていた一冊だけのブランカを買い求める事ができました。そして思わずペンをとってしまいました。

  昨日は集会もあったことだし、ざっとみただけだったけど、今日はゆっくりみている内になんだか知らないけど涙がでて止まらなくなりました。そして読んでいるうちに又、別の涙がでてきて涙、涙のオンパレード・・・。

  昔、伸一が小さな子供だった頃、私に与えてくれたうれし涙をふと思い出しました。36歳にもなって、まだ親を感動させるなんて伸はスゴイ!(なーんちゃって親バカかな?)

  とにかく今は言葉に表せない程の気持ちです。本当に有り難う。1998.1.21 政子



オレのメンターは祖父。「爺ちゃんが生前望んでいた男になる。」そんな思いがオレを突き動かしてきた。この手紙をもらってからは「おふくろにも感動を与え続ける息子になろう!」が目標に加わった。

そして親になった今、娘達に「パパの子で良かった」妻には「あなたと結婚して良かった!」

スタッフには「一緒に働けて良かった」隊員たちや、これから出会う多くの人からは「隊長に逢えて良かった!」・・・そんな出会いにしたい。

生き方の支柱、基準があると、自分を律して一瞬一瞬を無駄にできなくなる。そんな思いが毎日、オレを突き動かす。


追伸:日記「銀座の個展」で紹介した「ハートポン」
今週からオレと娘たちの画像入りで紹介されている。親バカ丸出しだぁ(笑)。