今の俺にとって、何物にも代えがたい「心の報酬」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

今の俺にとって、何物にも代えがたい「心の報酬」

颯馬(ふうま)、今日で生後100日目。
これが、今の俺にとって、何物にも代えがたい「心の報酬」。
 
破産直後、2018年11月から2019年3月まで

俺は日雇いの肉体労働を時給900円とか1,000円でやった。
俺の人生で最も割の合わない過酷な重労働だった。
「今日の出入荷、12万個ねっ、チャッチャと片付けちゃって!」
耳を疑った。量が多すぎて笑った。
「12万個ってか!?」
 
寒い倉庫でコンテナに積まれた焼酎4リットルなどが何本も入った
重い段ボール箱を速攻で運ぶ仕事だった。
仕事が始まって5分で筋肉が悲鳴をあげた。
痛くて眠れぬ夜もあった。
 
でも、全力で取り組んだ。
「おまえの本気って、そんなもんか?」って、
自問自答して鼓舞し続けた。
だって、仕事を選んでる場合じゃなかったから。
 
ある日、重い重量物に俺の筋肉が勝った!笑
あの割の合わない仕事を自分が納得するまで、トコトンやったからこそ、
この歳で子供を授かる奇跡が起きたと信じてる。
 
「このままだと、この人、死んじゃう」って
体内のミトコンドリアが活性化されて、若返ったのだと思う。
1カ月経ったある日、段ボールが当って打身でアザだらけだった身体が、
一晩寝たら、前日にできた新しいアザまで、
すべて消えてしまうほど自然治癒力がアップしていたのだ。
人間の身体の可能性って無限大だ!
 
もう2度とやらないけどね、あの仕事。笑
ただ、あれだけやって時給1,000円ってのは、
その後の俺の人生の一つの基準になった。
本、一冊売れるだけで、ありがたいよ!

去年もっとも「いいね」のあったブログは下記をクリック!

中村隊長ロングヒストリー「誰と何をやってきたか?」