「アタシは、ただ隊長の傍にいることしかできなかった・・・」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

「アタシは、ただ隊長の傍にいることしかできなかった・・・」

   変化は
   コントロールできない。
   できることは、
   その先頭にたつこと
   だけである。

   「明日を支配するもの」ピーター・ドラッカー(著)

えべっさん 江部 正紀 (Masaki Ebe) に、バースデーメッセージを送ると、
「今後も益々、自己変容型の人間として、常に進化を続けていきます。
僕も波乱万丈、久しぶりに語り合いたいですね」

との返事。

この「自己変容型」という言葉にビビッときて、久しぶりに会いたくなった。
その後、どんどん情勢が変わって、
「明日のお約束どうしましょう」と、えべっさんが俺たち家族を気遣う。

でも、えべっさんにスッキリ気持ち良く会いたくて、前日までの25日脱稿を目標
「俺と美香と颯馬の未来を変える!」って思いで魂込めて書き終えたから
「脱稿祝いで一緒に乾杯できたらと思ってます。」と書くと、
26日(木)ビールとワインをしこたま持って横浜・山手の自宅まで来てくれた。

そして、もともと月末に会うことになっていた会長 おかあさん・ 会長・にょろ (英利山本)  

と引き合わせたら、おもしろい化学反応が起きると確信して初対面の2人をつなげた。

会長も、ビールとワインをガッツリ飲み切れないほど持ってきてくれた。
いつも発泡酒だから、久しぶりのビールが沁みた。
「未来を創る旅社(ミラタビ)」の動画収録を終えた段階で5時間、
さらにVoicy収録したら、なんと飯も食わずに7時間半。
それが短く感じるほど、美香 Mika Takeda も加わって4人で盛り上がった。
なんてったって、えべっさんとは10年ぶり、会長とは2年ぶりの再会だったから。

4人で話したとき、こんなことを考え、翌朝、脱稿した原稿に加筆して出版社に送った。

今、最も必要なのは、えべっさんが言うように、
「生活環境の変化に自分自身を変容させていくことなのではないか?」
この世界大転換をしている時代、おそらく人類が遭遇もしなかった、
誰もが先の見えない生活に突入している。
今日は昨日の延長ではなく、まったく新しい日だということを、
それぞれが認識して先が見えない時代の一歩先を見る力、型にはまらない生き方をすることは、
ますます必要になってくる。
この世界的危機を「サナギから蝶に変容する」良い機会と捉えようよ。

人生の新たな局面に対して免疫力があるのは、
旅をして毎日のように「初めて」に直面し、それに失敗しても果敢に挑戦して経験値を
上げてきたからだ。
人生の大きな失敗を経験して生き死にを考えたことのある人間は、さらに強い。
俺は何度も地獄を見て「逆境力」を育ててきたから、今のこの状況に将来の不安はない。
「自分ではどうにもならないことを、いつもなんとかしてきたから、
これからも何とかするんだろうな」と思っている。
そして人知を超えた大いなる力を信じているから、これからは、ますます
「人事を尽くして天命を待つ」姿勢が必要になってくると思う。

こんな時代だからこそ、誰もが「受け取ることよりも与えること」を考えていけば、
道は開けていくと思う。
自分自身の人生を振り返って、上手くいかなるときは、
「Give」より「Take」を考えたときだからだ。

どんな状況でもできることはある。たとえば、誰かのそばにいること。
俺は、どん底の時、
「傍にいてくれる人がいるだけで、どれだけありがたかったか」を知っている。
アタマではなくカラダで理解した。
だから、「あなたを必要としてくれる人がいる」と断言できる。

 妻と同じ時期にボランティアスタッフをやってくれていた友人が自宅に遊びに来てくれた。
「アタシは、ただ隊長の傍にいることしかできなかった」
 というゲイの友人、ニックネーム、「会長」と2年ぶりに再会して、直接、
「あのときは本当にありがとう」
って言えた。18歳でカミングアウトするまでとことん悩みぬいた会長だからこそ、
「今の隊長に必要なのは自分を抱きしめてあげることよ」
って言われた言葉にどれだけ救われたか。自分自身をハグできたら、
亡くなった妻と同じ拒食症で2年前に入院し、生死を彷徨っていた次女、七海に、
思いっきりハグして心寄り添うことができたら、娘が回復に向かって退院できたことがあった。
同じセリフでも、誰が言うかで、その重みが違うのだと思う。
これからは、こういう一対一の深い関係がどれだけできるかが
「幸福度」の違いになってくると思う。
誰もがもっとも傍にいる身近な家族と仲間と自分と、
どう向き合って生きるかが問われているのだ。

典型的な仕事人間だった俺が、58歳で息子を授かったことで生活が劇的に変わった。
妻がパートに出ている中、育児と家事のワンオペをする「主夫」になって、
その合間に執筆する生活になったのだ。
「今」、生活環境の変化を受入れ、自分自身、変容しているのを実感している。

3/26(木)4人で収録したVoicyラジオトークは、3日間に渡り放送した。
昨日で毎日60日連続放送中!
フォロワーが増えると嬉しいな。


3/27(金)「人生に起こる困難はアトラクション!?」会長(山本英利)(→クリック)
~「おもしろくなってきたぞ!」えべっさん(江部正紀)~

3/28(土)「極限状態を乗り越えた人が集まった!?」(→クリック)
~コロナで追い込まれてる人に・・・~

3/29(日)「どうやって恐怖を乗り越える!?」(→クリック)
~すべての悩みは執着から生まれる・・・~
~「死なない」じゃなくて「生きようよ」~


   誰かと一緒にいる
   ということの何よりの効用は、
   その誰かの笑顔や喜びに
   直接触れられることだろう。

   ただ、それよりもさらに大きな喜びは、
   その誰かの苦しみや悲しみを
   分かち合えることなのかもしれない。

   「幻影の星」白石一文(著)

 

波乱万丈な人生を歩み続ける俺が、
今、4冊目の「旅本」執筆と同時に、元気の出る
Voicyラジオトーク(毎日10分)を始めた。

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俺の新たなチャレンジ!!目指せ!Voicyラジオ、フォロワー1,000人! 

 

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