「内モンゴル騎馬遠征隊」
5/11(金)のブログ
で紹介した新企画「内モンゴル騎馬遠征隊8日間」。
北京までの往復航空券が安いので、今まで実施してきた人気の「モンゴル騎馬隊6日間」
と総費用はさほど変わらない。おまけに中国は15日以内はビザも不要だ。
昨年、オレが参加した「モンゴル騎馬隊」体験談・・・
2006年8月9日 モンゴル騎馬隊の旅
2006年8月30日 モンゴル騎馬隊の旅
今回滞在予定のホンゴルアイルは、日本の旅行代理店としては踏み入るのは初めての場所・・・オレの未知への好奇心を刺激する・・・大草原を馬で駆け抜け、あの頬を伝う爽やかな風を感じたい・・・全身の細胞が喜ぶ、あの感覚・・・一緒に駆ける仲間の高揚した顔がオレを最高の気持ちにさせてくれる。
初めて訪れる「内モンゴル」がオレを呼んでいる・・・。
企画者の一人、ウランさん
から熱いメールが届いた。
中村隊長
お世話になっております。
今回隊長と隊員たち-がお邪魔するのはホンゴルアイルの
3家族の方たちの家です。
そこは観光地でもなければ、ツーリストキャンプ場でもない。
3家族くらいの方たちが普通に生活しているところに
ゲル建てて生活してみるということです。勿論トイレ、
シャワーはありません、食事等に使うお水も大切なものです。
電気もありません・・・何もないです・・・
ありのままの草原とモンゴル人、その草原を訪ねる皆様も
ありのままの自分で・・・日本での贅沢な悩みや苦しみを
草原の風とともにながして、もっとたくましく、明るくなって
日本に戻ってくることを願っております。そして少年たちに
いい夢をもっていってくださいね。
ああ、これを書きながら私も行きたくなりました。
さわやかな草原の風を想像するだけでも気持ちがいい。
草・牛糞・羊・ゲル・雨の馨を匂いを覚きたいです、6年も
帰っていないが、いくら文明が進んでいても私の故郷の空、
風、人はそのままだと思います。
中村隊長、私の分まで体験して、楽しんできて欲しいです。
くれぐれもよろしくおねがいします。
ウラン
ウランさんの真摯な思いが伝わってくる・・・
オレはそれに応えたい。
この新企画もそうだが、オレには絶対に譲れない、仕事上ブレない軸がある。それは「隊員に喜んでもらうこと、ガッカリさせないこと」それが、何かを選択するときに、オレにとって、もっとも優先順位が高い。
だから、ここがブレている、あるいは理解できない取引先とはパートナーにはなれない。
なぜなら、こちらの行動をじっと見ているお客様がいる。一瞬一瞬の判断を、その基準にしたがって選択しているかどうかは言動に表れるからだ。
言行一致していると感じたお客様と信用、信頼関係が築かれていく。それを愚直なまでに24年間繰り返し積み重ねてきたからこそ、今がある。
信念の先に夢の実現があるんだと思う。
ウランさんの夢は「日本とモンゴルの架け橋になること」具体的には東京にモンゴルレストランをつくってモンゴル人と日本人をもてなすこと。
そんな夢の中に「お客様に喜んでもらう」という一本通った信念を感じる。ウランさんの夢の実現が5年先が10年先かわからない・・・でもあきらめなければ夢は実現する。
そして1回の旅が終わる度にお互いが「ありがとう!」と言えればいい。夢が実現したら、一緒に喜びを分かち合いたい。
そのためには毎回、手を抜けない。魂込めて本気でやっていきたい。その気持ちをずっと継続できるのがプロ!どんな状況でも変わらずにできるのがプロ。オレはそう思う。
いつも「ニコニコ顔の命がけ」でありたい・・・
今年から沖縄の旅を共同企画しているパートナー、沖縄民間観光案内所のアーストリップ
に対しても、まったく同じ考えでパートナーシップを結んだ。
取引先とは10年20年先まで共に成長していきたい。
プロはお金をもらうことじゃない。
一生懸命グラウンドでやること。
やり通すことが成功。
三浦 知良