「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】 -8ページ目

「神は細部に宿る・・・伝え方って大事!」

メチャクチャ睡眠不足。
3時間毎の夜泣きが2時間半になった・・・
この30分の差が思った以上に大きい。
ミルクを80㎖では足りなくなったのだ。
2時間半後、ピタリと泣き出す・・・
そうすると、ゲップさせて、
しゃっくりが収まるまで立て抱きしたり、肩で抱えたりして、
ミルクつくって保温機に準備をすると、
次のミルクの時間まで1時間ちょっとしかない。
ほぼ寝られず、朝を迎えた。

今日から母乳をあげてない時はミルクを100㎖に増やして対応。
一日中、おとなしく寝てくれた。
日中、長時間の添い寝をしたが、ちょこちょこ身体を動かすので
息子と同じく浅い昼寝となった。

美香がNetFlixで映画観て感動したり、
俺がTVのドキュメント番組で父と娘の絆に
感動して泣いたりすると、
抱っこしている颯馬も「涙」を流すようになった。
今まで泣いていても涙は出なかったのに。
これが波動か・・・。
どんどん成長してるのが実感できる日々に感謝。

颯馬を抱っこしてると、何かと相手に頼むことが多くなる。
「〇〇取って!」「〇〇持ってきて!」「〇〇やって!」などなど。
今、主夫として頼まれることのほうが多い。
それが、あんまり続くとイラっとするときがある。

でも、昨日の「ミルク持ってきて!」が、いつもと違って、聞こえた。
言葉にしてないのに語尾に「お願い!」って聞こえる言い方だったのだ。
気持ち良くできた。

 

「神は細部に宿る!」
日々のちょっとした伝え方でも相手の行動が変わる。

伝え方って大事だと思う。
なんでも「当たり前」って思ったら要注意。
当たり前なんてない。
お互い些細なことに感謝できるパートナーでありたい。

「妻の作ったパワーランチ」

  「隊長、ダメですよー!手抜きする事も仕事のうちです。
  潰れないでみんなが、幸せにいるために、
  産まれたばかりの時期は家事は手抜きがモットーですよ♡
  みか


上記は先輩ママで

俺と一緒に内モンゴルや南米ペルー・インカトレッキングの旅をした

隊員みか 山田 みか からのアドバイス。
「地球探検隊」隊員には妻の美香と漢字も一緒の
隊員みか(美香)が多い。笑
みかも、その一人。
コレ、貴重なアドバイスだった。

「妻の美香の産後の肥立ちを考えて、
俺が育児も家事も全力でサポートしてて、
手抜きのできない俺、
最近さすがに疲れがたまってきてるみたいで
一日中、眠い 笑・・・」
に対しての返信コメントだった。

もうすぐ生後5週目になるので、
美香に少しずつ家事をやってもらう機会をつくり始めた。

ちょっとだけ、ぐずってた颯馬にスマホで
「飛行機内」のホワイトノイズを聞かせて寝かしつけてる合間に、
美香がササっとランチを作った。

そのランチが、コレ。


「冷凍むきあさり」で深川めし(ぶっかけ)を作った俺。
半分余っていた「冷凍むきあさり」を、
美香が「ボンゴレ」にアレンジ。
オリーブオイルにスライスしたニンニクを炒め、
それにハーブソルトを混ぜただけのシンプルな時短料理。
コレが旨かった!俺、同じ食材、「むきあさり」で完敗!

付け合わせのザクロと大根のサラダ。冷蔵庫にあった残り物で
カラフルにアレンジした。ザクロを、こう使うか・・・さすがだ。
使ったのは、ほうれん草、パプリカ(赤&黄)、トマト。それに
オリーブオイルとバルサミコ酢の即席手作りドレッシング。
見た目も味も抜群に旨い!これぞ、パワーランチ!
午後からパワー全開で育児と家事に取り組めた。

次回の料理は「活アサリ」使って
「深川めし」も「ボンゴレ」も作ってみたいが、
「冷凍むきあさり」使って、
「ボストン風クラムチャウダー」を作ったら旨そうだ!
育児も料理も、試行錯誤の連続だけど、
だからこそ、おもしろい!

その後、「珈琲飲みたいな」と思って、
美香に「珈琲飲む?」って聞いた。


夫婦円満の秘訣は、
「自分がやってもらいたいことを先にやる」かな。

この時期、どうしても赤ちゃんに気がいってしまうけど、

一番気にかけなきゃいけないのは、パートナーだと思う。

「今、親子3人の最大のテーマは『安眠』だ!」

最近は颯馬(ふうま)の「寝言泣き」も多くなってきた。
「寝言泣き」も「ギャン泣き」と同じで
夫婦どちらかが、または夫婦揃って起きてしまうことがある。
でも、大人の寝言と同じで、すぐにオムツ替えをするのではなく、
しばらく様子をみて「本泣き」になったら
オムツをチェックすればいいと、本で学んだ。
アレコレすぐにやるのは、
かえって赤ちゃんの睡眠を妨げることになるらしい。


今、親子3人の最大のテーマは「安眠」だ。

毎日、試行錯誤の連続だが、毎日何かしらの発見がある。
昨日のコリック(黄昏泣き)対策として、
沐浴の時間を朝から夕方に変えてみた。
大人だって、湯舟に浸かった後は、血行が良くなって
ぐっすり眠れるからと考えた。
昨日から試して見たら、夜間、良く寝てくれた。


颯馬に合わせて生活が変わった。
夜型の生活リズムの新生児の体内時計をリセットできるように、
リビングルームの灯りを白色から温かなオレンジ色に変えた。
明るさを調節できるようになって、
眩しかった灯りから、やさしい灯りにしたことで
少しでも速やかに夜眠れるようになればいいと願って。

細かなことでいえば、颯馬が、
なかなか眠たいのに寝られないで手足をバタつかせて
オレの切ったばかりの爪に当たって、引っ掛き傷ができたことが
あったから、爪切り後に、ヤスリで爪先を丸くしたりも
するようになった。

今日のように暖かな日は日中なかなか寝ない颯馬を抱っこして
ベランダに出てやさしい風にあたると、車やバイクの音が
子守唄になるかのように、すぐに寝た。

 

「おくるみ」すると、安心するのか、今日は、おとなしく眠った。

最近、知ったこと。

たとえばTVやスマホを見ながら母乳をあげるより、
赤ちゃんの顔を見ながらあげると「幸せホルモン」がでて
赤ちゃんが落ち着くらしい。
夜になると母乳に中に「睡眠成分」が出て、母乳の後、
足りない分を補うミルクをあげる前に、寝てしまうこともある。

生後4週目に入ってから、颯馬(ふうま)は食欲旺盛で、
明らかに大きくなって重くなり、
まつ毛が伸び、眉毛もわかるようになった。
ますます俺に似てきたと思う今日この頃。
やっぱ親バカです!笑

「コリック(黄昏泣き)になった息子」

颯馬(ふうま)が夕方から泣きっぱなしになったのは、
どうやら、コリック(黄昏泣き)らしい。

症状として
腕や足をバタバタして泣いている。
真っ赤な顔をして、こぶしを握って泣いている。

原因は、
「不快感」を泣いて伝えようとしていることだから
ぐずりではない。
ガスやウンチを出そうとして体をひねってる姿が
かわいくて、美香とどうしても笑ってしまう。
ウンチをした後の顔も、オムツをチェックする前に
わかるようになってきた。
「してないよー」みたいなトボケた顔になって
遠くを見つめるのだ。笑

うちのコリック対処方法としては
いつも夫婦で声をかけてスキンシップを図ること
母乳をあげること
ゲップさせるために肩に乗せたり、真っ直ぐに座らせる。
お腹と背中のマッサージをする
別の哺乳瓶の乳首に代える。
空気を入れずに飲める、乳首にも好みがあるみたいだ。

ゲップが出たり、ガスが出たり、ウンチが出たりすると
泣き止む。
ゲップが大きすぎて吐いてしまうこともあるし、
ウンチかと思ってオムツをチェックするとガスだったり、
ウンチを4回連続してオムツ替えを4回やったり・・・
ミルクを飲んだら、しゃっくりがなかなか止まらず
不快感で大泣きすることもある。
なかなか、止まらない時は、
ほんの、ちょっと、さ湯を飲ませると、しゃっくりも
止まることがわかった。

ミルクを飲ませ、ゲップさせて、しゃっくりが止まるまで
抱っこしたり、できるだけ真っすぐに座らせてる。
落ち着いたら、次のミルクを保温機に準備すると
だいたい1時間くらい経っている。
すると、あと2時間で次のミルク時間がやってくる、
毎日、そんな具合だ。

これが不規則になると、夫婦2人で食事もできないか、
せっかく作った料理も冷めてしまう。

そんなことが昼夜問わずやってくるのだ。
いつも「あと少しで、こんな時期も終わる」
そう思って毎日取り組んでいる。

颯馬の一か月検診は今週金曜日の29日。
検診の結果、
問題がなければ親子で外に出かけることができる。
今は、それが楽しみで仕方ない。

今は近所の馬のいる根岸森林公園に行くのも
メッチャ楽しみだけど、もう少し大きくなったら、
親子で世界中を旅するつもりだから、
どこでも寝られる子に育ってほしい。

今は手がかかるほどに、愛してるぜ、颯馬。
 

「エピソードアワード2019~忘れられない言葉~」にノミネートされた。

最近、友人が、めしょんさんのブログをFacebookでシェアしてて
「めしょんオフィシャルブログ~100の美言~」を知った。
「言葉の力」を信じてる俺は共感し、即、彼女のブログの読者登録をした。

そこで、「エピソードアワード2019~忘れられない言葉~」
の作品募集しているのに目が留まった。

俺の人生は「忘れられない言葉」でできている。
20日、募集締切は迫っていたが、まだ間に合う。
チャレンジ精神が腹の底からムクムクと起き上がってきて、
その日のうちに応募していた。

昨日、めしょんさんからメールが届いた。
  「145作品の中から、20作品ノミネートされ
  あなたさまのエピソードが選ばれました。
  おめでとうございます。」


敢えて、「中村隊長」ではなく、
ペンネームを初めて使う浜っ子パパ」として投稿したから、
ノミネートされただけでも嬉しかった。


「父ちゃん、スゴイね!」って、
誇らしげに産まれたばかりの息子、颯馬(ふうま)に
話しかける美香の姿もジ~ンときた。



  「紹介やリンクは自由となっております。
  どうぞ大切なエピソードを広めてくださいませ。」

と、めしょんさんからメールをもらっていたが、
「俺のことをまったく知らない人に、どれだけ評価されるかが勝負」
なんて思って何もしなかったら、1日経って、チェックすると最下位。


「いいね」が主催者めしょんさん以外、1名、コメントなし。笑
他の作品をチェックすると、応募者を知っているコメントだった。
みんな自分の作品を拡散してた。

今、最下位だけど、逆転人生、現在進行中の俺としては、
やっぱ逆転して勝ちに行きたい!拡散希望!!!
エントリーNo18「此処から夢が始まる」ペンネーム:「浜っ子パパ」です。笑

常に「今を生きる」を信条としているから、
過去の実績とか関係なく、一生チャレンジャーでありたい!


読後、応援したい気持ちがわいて、心動かされたら、
俺のブログじゃなくて、めしょんさんのブログ
「いいね」、「コメント」ください。

応援コメントはアメブロアカウントがなくても
コメントできるようにして
11月30日(土)23:59まで受付けてるみたい。

あなたの応援コメント、待ってます!
あっコメントは1回だけね。何回も応援コメントするのは不正なので。笑

 

「妻にプレゼントしたのは、俺のワンオペ育児」

颯馬と2人っきりで過ごすのは、これで2回目。
美香の1週間検診のときと、昨日。
リフレッシュするために、行きつけの整体に行ったのだ。

俺も祖母ちゃんから特殊な能力を受け継いだみたいで
子供の頃からハンドパワーみたいなものを持っている。
家族だけには「手当」して、回復に導くこともあった。
美香の体は、肩とか凝りすぎてて、
俺の手に負えない感じだった。

美香は、整体師の先生に、
「産後4週目にしては、骨盤の回復が早い。きっと、
これは乗馬経験が役に立っているんでしょうね」
と、言われて上機嫌で帰ってきた。
不思議な力を持った整体師の先生で、見ただけで
どこが悪いかピタリと当てるし、オーラも見えるらしい。
美香は、もう5年も通っている。


実は一昨日も美香のリフレッシュタイムをつくろうと思った。

「水曜日は映画が安くなるから」
出かけるのを楽しみにしていたが、睡魔に勝てず
昼寝で外出することなく一日が終了したのだ。

毎食の料理も産後の肥立ちを考えて、
俺が作ってたから、近所のスーパーには
いつも俺が行っていた。
久しぶりに美香に行ってもらうと、
本人は意識してないと思うが、聞いてないのに
「アレ買って、コレも買って・・・」と、
超嬉しそうに話す美香。スーパーの買い物ですら
今の美香には非日常な特別な時間になっていたのだ。
ずっと、颯馬と家にいるから。

これからも、
お互い一人の外出時間をプレゼントし合いたい。


   育児の正しさを追い求めるのではなく、
   ママ自身が自分らしく自然体で生きていければ、
   育児はとても楽しいものになるのではないかなと
   思うようになったのです。
   無理してがんばると、心も体もどんど壊れていってしまいます。
   (中略)
   子どもが私のすべてという、自己犠牲だけの育児では、
   育児がうまくいかないときに逃げ場がなくなり、
   とてもつらくなります。


   「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 」清水悦子(著)
 

「抱っこした状態でスクワットで泣き止んだ!」

「ギャン泣きが止まらない夜」
この投稿に、
先輩ママで隊員かよからコメントがあった。

 子どものギャン泣き、大変ですよね。
 私も一人目の時は辛くて旦那が帰ってくるまで
 一人で泣いてたことあります。

 二人目の時は、こういうこともあるよねーって
 感じで身体は辛くても心には余裕がありましたが。

 子どもによって、抱っこの好みがあるので、
 いろんな抱っこの仕方をしてみるといいですよ。
 首が座る前の赤ちゃんは横抱きって思ってても、
 縦抱きが好きな赤ちゃんもいるし、
 身体が丸くなる感じの姿勢が好きな赤ちゃんもいるし。

 あとは、抱っこした状態でスクワットするのが
 結構効く子が多いみたいです。
 うちは縦抱き&スクワットでピタッと泣き止みました。
 ただ、疲れるので長くては続けられない(笑)
 かよ



おそらく、「旦那が帰って来るまで一人泣いていた」
なんて気づいてない男はいっぱいいるんだろうな。
かつて21年前の俺は、まったく気づいてなかったから。
「なんで、こんなに娘が夜泣きしてるのに起きないんだよ!
赤ちゃんって、今の時期、ほとんど寝てるだけなんだよな、
仕事で疲れて帰ってきて、明日も仕事なのに、なんで俺が
毎晩、夜中に何回も起きてミルクやってあやしてるだ?!
って、不安な中、一人で子育てに励む妻の気持ちなんて
考えてなかったと思う。
睡眠不足で体はキツくても、かよが言うように、
夫婦が「こういうこともあるよねー」って思って、

心に余裕を持たないと、赤ちゃんは、ぐずる一方だと思う。

抱っこも、いろいろ試して見た。
うちの颯馬は、身体が丸くなる感じの姿勢が好きみたいだ。
胎内にいるときを思い出してるのだろうか・・・

「抱っこした状態でスクワット」偶然にも俺、やってた!笑 
確かに泣き止むんだよ。
去年まではアクティブな旅に頻繁に行ってたけど、
この1年ほとんど行けてない。
運動不足だから、「ちょうどいい機会」と思って、
毎日、抱っこしながら、話かけながらスクワットやってる。

派遣の仕事で肉体労働してた時も「筋トレには、ちょうどいい」
と思ったら、割の合わない重労働が楽しくなった経験がある。
どんなことも、「やらされてる」から「やりたい!」に
気持ちを切り替えられれば占めたもの。

だから、スクワットも、ただ、やるんじゃなくて、
キチンと膝がつま先の前に出ないように、
ちょっと、この体勢キツイってくらいがちょうどいい。
育児しながら筋トレもできる!

   自分の気持ちを優先することに罪悪感を持つ必要はありません。
   赤ちゃんも、ママが自分を押し込めて暗い顔をしているより、
   好きなことをして明るく笑っていてくれることを望んでいますよ。


   「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 」清水悦子(著)
   

「今日のランチはバカ旨ソースのポークソテー!!!」

愛情いっぱい、
<俺んちの食卓シリーズ>今日のランチ!
 
昨日、近所のスーパーに行くと
分厚いカナダ産ポークが2切れで300円!
賞味期限が今日まで。
迷わず「買い!」
 
どんな料理もソースが決め手になると思う。


颯馬(ふうま)を寝かしつけて、
ひと手間かけてソースを作った。
リンゴを一個摩り下ろして、ショウガを細かく刻み、
白ワイン、砂糖、バルサミコ酢を10分ほど煮詰めた。
男メシなので、すべてドボドボと目分量。
 
冷蔵庫から取り出して常温にしばらく置いた肉に
塩を振りかけ、旨味を閉じ込めるように両面焼いて、
少し焦げ目がついたらコショウを振って
料理酒をかけて蒸し焼きにする。
完全に火が通ったところで、
俺の特製しょうがソースを投入して、
ちょっとだけ煮詰めて出来上がり。
 
リンゴの甘味、ショウガのピり辛さ、バルサミコ酢の
ほのかな酸味が三位一体となって、さらに肉の旨味も
加わって、絶妙なバランスでバカ旨!

付け合わせは、ゆで卵を細かく刻んだポテサラに
豆苗のオリーブオイル炒め。味付けはニンニクと塩だけ。
 
デザートは美香がチャッチャと作ったヨーグルト。
底にはシリアルが敷き詰められ、冷凍ミックスベリーがヨーグルトに
程よく溶け込んで、これも美味。


どれもこれも旨い!しあわせ~。
思わず昼間っから缶ビールをシュパっと飲んじゃった。
 
いまだに我が家にガスコンロはなく、
2人で持ち寄ったカセットコンロが2台あるだけ。
毎日がキャンプしてるみたいで楽しい食卓なのだ。
 
かつて住んでいた、
持ち家マンションのように台所は広くないし、火力も弱い。
でも、愛情込めて料理すれば、安くて旨い料理は出来る!

「深川メシと味噌煮込みうどん」

俺は東京・荻窪(杉並区天沼)生まれだけど、

おふくろは東京下町、深川生まれのチャキチャキの「江戸っ子」
親父は長崎生まれの「九州男児」

俺には九州男児と江戸っ子の血が混じってる。


長崎、神戸、横浜など港町が好きなこと、
東京の下町情緒あふれる商店街が好きなことは、
親から受け継いだ血が関係しているのかもしれない。

颯馬(ふうま)は、そんな俺と

生まれも育ちも横浜の「浜っ子」の美香の血を

引き継ぐことになる。「浜っ子」として、どんな息子に育つかな。

門前仲町の駅周辺には、「深川めし」の店が立ち並ぶ。
江戸時代の漁師めしだった庶民の料理で、
アサリ、葱、油揚げの味噌汁なのに、今は結構な値段だ。
ならば自宅で作ってみたくなった。

「深川めし」・「深川丼」には、
「ぶっかけ」、「炊き込み」、「蒸籠(せいろ)蒸し」と
あるようだが、俺は断然、「ぶっかけ」が好き。
いわゆる「ねこまんま」だ。共稼ぎだったおふくろが
時間がない中、よく作ってくれた、おふくろの味?!。

定番のアサリ、葱、油揚げに加えて、
冷蔵庫の残り物、しめじ、エリンギ、エノキ、ナルトを加えた。
スーパーにアサリを買いに行く前に美香に確認した。
「味噌って残ってたっけ?」
「白味噌しかないけど、あったと思う」
買い物から戻って冷蔵庫をチェックすると
「白味噌じゃなくて赤味噌しかないじゃん 笑
俺がイメージしてたのは白味噌なんだけどなー」
しかも低塩味噌。これが、まったく塩味を感じない味噌。
加塩しても、味が決まらない。
隠し味に醤油とめんつゆ入れて、ようやく味が整った。
白髪ねぎをトッピングして、七味をかけて出来上がり。

翌日、
残った汁にカツオ出汁とめんつゆを加えて
「味噌煮込みうどん」のランチ。
最後に刻みノリをふりかけて出来上がり。


一回の買い物で2回分の料理の展開を考えて購入するように
なった。スッカリ主婦感覚。
本当は1週間分くらいの食材をまとめ買いしたいが、
冷蔵庫が小さくて入らない。

さぁーて、今日は何作ろう?

「一歩手前て気づく、妻の子育てへの思い」

俺と美香は2人共、馬好き、乗馬好き。

2人でモンゴルの大草原を馬でかっ飛ばしたこともある。

 


いつかは馬と共に暮らすのが2人の夢だ。

日本に限定してるわけではないから、場所はどこでもいい。

「俺たちの家の庭には馬が2頭います」みたいな生活・・・。


美香が管理してる「乗馬瞑想」Facebookページをシェアしたい。

美香は産後、抵抗力が落ちているのか、膀胱炎になったり、今も風邪気味だ。

 1歩手前で気づく

 今では習慣的に乗馬をしなくなってしまったが、
 その時学んだことで現在でも役に立つことはとても多い。
 その中でも特に、全てにつながっているなと日々感じるのが、
 「一歩手前て気づく」ということだ。

 例えば、馬がよそ見をする時、

 「あ、草が美味しそうだ」
 「あ、ちょっと下を向けば水が飲めるぞ」
 「あ、あっちで音がするぞ」

 とまぁ馬もいろいろ考え、
 敏感にいろんなサインをキャッチしたり、発信しているわけで。

 そんな時に、馬が動く一歩手前で手綱を引くこと、
 それが乗り手の身を守ることだし、
 馬と喧嘩することなく動くことだし、
 摩擦なく、あとあとしんどい思いをしなくて済む、
 ということだったりする。

 もちろん外乗に限らず、
 普段の乗馬でアリーナ内の図形を描くときなどにも、
 馬の微妙な様子やサインを見逃さず、
 一歩手前で舵をとる、
 足や腰で合図する、
 肩ムチを入れる、
 などは重要となる。
 このタイミングを逃すと、
 次のタイミングまでなかなかスムーズに馬は動いてくれない。

 そんな「動物的、勘」が人間にも必要な場面が、
 乗馬の時以外でも、
 都会で生活していく中でも、
 たくさんあるわけで。

 「あ、これ以上言うと(すると)泣いちゃうかも」
 「あ、この辺で注意しないとやらかすかも」
 「あ、この辺でトイレ行っとかないとヤバいかも」
 などなど。

 ただ、普段意識しないと、
 どんどん人は鈍感になっていく。
 これらのサインを見逃し続けると、結構面倒臭いことになり、
 後々の軌道修正が必要になっていく。

 勿論、人間は動物的な行動と、人間的思考が複雑に絡み合った生き物であるため、
 いつも馬を扱うようにはいかないが、
 まだ言語を習得していない我が息子に対しては、
 この「一歩手前で気づく」が大変有効だと感じる。

 10月23日に息子「颯馬(ふうま)」を出産してもうすぐ1ヶ月。
 昨晩は夫が颯馬のギャン泣に苦しんだ。
 ギャン泣きは放っておくと、

 1)赤ちゃんが疲れて止める
 or
 2)声が枯れるまで加速する

 のどちらかだ。

 そして昨晩、
 颯馬は2)の道をまっしぐらに進んだ。
 2)の場合も最終的には1)となる訳だが、
 その際の息子の精神的ダメージは計り知れない。
 最終的には母乳を飲んで落ち着いてくれたが、
 そんな女の最終兵器のない我が夫はどうすればよかったのだろうか。

 よく観察すれば、
 ギャン泣の「一歩手前」で、
 赤ちゃんも様々な「サイン」を出しているに違いない。

 颯馬の場合、目覚めたら手足を大きく動かして、
 ムニャムニャと音を発する。
 ギャン泣き前には表情が「すっぱ顔」になる、
 他にも様々な音やジェスチャーで感情を表現している。

 夜中に寝ているとそんなことに気づくことは難しいのだが、
 だいたい3−4時間ごとに目を覚してくれるのだから、
 「もう直ぐ起きそうだ」
 というタイミングで先に動きたい。

 産後、人生初とも言うべき便秘に苦しみ、
 「便意をもよおした時にトイレに行こう」
 と、
 自分の内なる声に敏感になることを心がけているが、
 ついつい忙しいとそんな声も聞こえず、
 気づくと水分も取っていないし、
 膀胱炎にもなるし、
 風邪の症状が出るまで無理してしまう。

 後々夫にも、仕事関係の人にも迷惑をかけてしまうので、
 自分にも、周囲にも「一歩手前」で気づく心の余裕を持ちたい。

 産後1ヶ月が過ぎ、母子ともに外出できるようになったら、
 近くの公園に馬を見に行ったり、
 森林浴をしたりして、
 自然と繋がり、
 内なる直感力を磨きたい。

 中村美香