「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】 -7ページ目

映画「イエスタデイ 」観て、こんなこと考えた。

「隊長、横浜まで行くんで、
また一緒に映画観る時間つくれますか?」

年上のKazuはいつも低姿勢だ。

いつも映画の選択はkazu任せで、
当日、映画館に行くまで、何を観るかわからない。
出産前に美香と観た「ロケットマン」と同じ映画館、
桜木町駅前の「横浜ブルック13」にワクワクしながら
向かった。

昨日、Kazuと一緒に映画「イエスタデイ 」を観た。
ネタばれしそうなので、内容については敢えてふれないが、
映画観てたら、
ずっと、俺のどん底を支えた美香に会いたくなった。
今は、ほぼ24時間一緒にいるのにね。笑
そして、照れずに「愛してるよ」って、言いたくなった。


「今のタイミングでどうしても、
この映画を隊長に観てほしくて・・・」

kazuは、いつも、そう言いながら俺誘って、映画を奢ってくれる。
もう数十本は2人で映画観たんじゃないかな・・・。
男同士で映画観るのってKazuだけだ。笑


「今日の映画も今のタイミングで観られて良かったよ!
ありがとう!」

そういうと、毎回Kazuは満面の笑みを浮かべる。

いつも一緒にいる夫婦でも、2、3時間でいい。
ちょっと距離をおいて、それぞれの時間を持つって、
大事だと思う。

夜中、03:30am、いつものように夜泣きした颯馬に
ミルクを与えてゲップさせて寝かしつけようとすると、
いわゆる「背中スイッチ」なのか・・・
ベッドに横になった途端、目をパッチリ開けて寝てくれない。
クソ眠いぞ!眠気が襲う。

グッスリ寝ている美香の横顔を見た。
3時間の外出で美香にワンオペを任せたことで、
自然と「今晩はトコトン付き合うぞ、颯馬」って、
前向きに思えた。
目はつぶってても、オシャブリをくわえた口はモゴモゴ動いている。
薄暗い静かな部屋でギュッと抱っこしてると、
オシャブリがポロンっと落ちて完全に寝落ち。
ふと時計を見上げると、05:00amを過ぎていた・・・。

映画を観る前、kazuが言った。
「隊長がクリスマスとか正月を家族で過ごしたことって
今までないんじゃないですか?良かったですねぇ、本当に!」

確かに、仕事柄、ほとんど日本にいなかったと思う。
家族で過ごす、誕生日もクリスマスもお正月も、楽しみだ。

「颯馬、はじめてのシャワー!」

いつまで「新生児」と呼ぶんだろうとチェックすると
生後28日未満までで、それ以降は「乳児」、
満1歳からは「幼児」と呼ばれるらしい。

乳児となった颯馬(ふうま)にとって、
「はじめて」な事ばかりが続いている。
「一か月検診で初めての外出」
「初めてのタクシー」
「根岸森林公園で初めてのピクニックランチ」
そして、昨日は「初めてのシャワー!」体験!

9月のDAF17で知り合った井坂さん 井坂 武利 (Taketoshi Isaka) から、アドバイス。

   親と同じ湯船に入れると、
   入浴は各段に楽になります。
   ただ親はぬるま湯に浸かる感じなので、
   温まった感じがしないので、物足りなさはありますが。
   寝かしつけてから沸かし直して温まるとか、
   暖かいお風呂は日毎に交代で入るなど家族で楽しめます。


井坂さん、いつもアドバイスありがとう。
確かにベビーバスはの温度は38度くらいが良いといわれているが
うちはベビーバスを39度、

洗面所に貯めたお湯は直ぐに冷めてしまうので

かけ湯は44度に設定している。
21年前、娘と何度も一緒にお風呂に入ってたのに、
「ぬるいお風呂」とか、すっかり忘れてる。


海外では沐浴もさせずに、いきなり親と一緒にシャワーとか、
週1、2回のお風呂でOKとかあるみたいだけど、
世界の育児を参考にしながら、
颯馬に合わせた育児をしていきたい。
息子と一緒に湯舟に浸かれると思うだけで、ワクワクする。

まずは、うちは追い焚きができないから、昨日は初めてのシャワー。
ベビーバスで沐浴していた時とは、確かに各段にラクになった。
沐浴には準備に時間がかかるから、一気にシャワーは楽!
ただ、最初から颯馬に合わせた温度39度で
シャワーを浴びると、これが寒い!
当たり前だが寒くなってきた今、シャワーは向かない。
やっぱ冬は、ぬるくても湯舟に浸からないと体は温まらないね。
シャワーでもベビーバスより息子との密着度は格段にあがるので、
より愛情深くなるように思う。
今日から一緒に湯舟に浸かるお風呂に入ろう!
すぐに疲れてしまう颯馬の入浴タイムは5分くらいかな・・・。

 

最近、ますます良く笑うようになった颯馬。

”「ONETEAM」のための爆弾投下”

島田園長とは長い付き合いだ。
お互い本音で語り合える数少ない親友の一人だ。

動物好きな俺は、
彼のブログは毎日かかさずに読んでいる。
彼の夢、「動物と暮らす家」は、

俺がやりたかった夢でもある。

俺も好きだよ、「ONE  TEAM!」って言葉。
組織のトップを22年やってきたから園長の言葉には
ものすごく共感できる。歳も一歳違いだから

「THE 昭和」な男なのだ。

考えてみたら、
俺は入社して半年で直属の上司と独立・起業して以来、
ずっと気持ちは経営陣側だった。
労働者側になったのは、人生で、たったの6か月しかない。
そんな俺が会社倒産、自己破産して、この1年
派遣やバイトやってわかったことがいっぱいあった。

この投稿は、多くの反響を呼んだ。

今、主夫をしてて、主婦の気持ちがわかったことがいっぱいあるように。

今は、「リーダー本」とか書いてるけど、
俺も会社設立当初の20年以上前、散々、スタッフに怒って爆弾投下してた。


20代前半の女子からクレームの電話があった。
クレーム内容は意味不明なものだったからお客に腹が立った。
スタッフは家族のように思ってたから、
「俺の弟に何か文句あんのか?」って感じ。
ただ、そんなクレーマーに、ただただ平謝りのスタッフには、
もっと腹が立った。


電話が終わるなり、
 「嫌な電話を早くに切ることしか考えてなかったろ!
 本当に自分が悪いと思ってんのか?思ってないだろ!

 悪くないんだから。
 心から謝るべきときは素直に謝る。でもな、
 逆に心から謝らないんだったら、謝っても意味ねぇだろー」


怒り収まらず、ブチ切れた俺は、
非常口の鉄の扉に正拳突きして拳にヒビが入ったことがある 笑
この頃、亡くなった妻も一緒に仕事をしていた。
妻に「バカね。湿布買ってくるね」って。

ホント、バカやってた。

爆弾投下は、やってもスタッフが委縮するばかりで
どんどん理想とするONE  TEAMからかけ離れていった・・・。

まず、トップとスタッフではプロ意識も視点も違う。
何のために仕事してるのか、目的も違う。

立ち位置が違えば見える世界が違うのだ。
だから、スタッフとの距離を縮めるには、
ベクトルを合わせること。
目的への距離は違っても、方向性さえ一緒なら
同じ目標に向かって一緒に歩めるはずだ。

誤解を恐れずに言えば、
いわゆる組織のNo2の意識は経営者より
パートのおばちゃんに近いと思う。
それくらいトップとNo2以下のスタッフと意識は
かけ離れてると思う。

俺が思うに
みんなに爆弾投下より、
一人ひとりとのミーティング時間を持つこと。
そこでトップに本音を言える社風・雰囲気にすること。

「たとえば、園長、ただでさえ濃い顔してるのに、

髭伸ばすと、ちょっと怖いんですけど・・・」とか。笑

そして、一人ひとりとのミーティングを終えた後、
いつもの職場ではなく、どこか場所をかえて
キャンプ場とかでオフサイトミーティングをすると
効果的だと思う。

 

実際、メッチャ忙しかった時、「俺たちの24時間」とか言って

レンタカー借りて、山梨県のキャンプ場ロッジで

スタッフと朝までミーティングした時は、

「地球探検隊」も上手くいっていた。


ONE  TEAMになるために、オフサイトミーティングで
園長の気持ちを代弁することぐらいなら、
いつでも協力できるよ、俺。今は経営者もスタッフの立場もわかるからね。
俺、まったくの部外者だけど、勝手にチームの一員と思ってるから。

一緒に高みを目指そうぜ!

   組織は一人では動かないのです。
   いくら虚勢を張ったところで、
   できることには限界がある。
   それよりも、みんな支えてくれ、
   というスタンスを大事にすること。
   『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』
   岩田松雄

「俺のワンオペの半日、やっちまった!」

息子、颯馬(ふうま)の一か月検診を先週終えて、
今度は、妻の美香  Mika Takeda の一か月検診。
息子と同じく、特に異常なし。一安心。


これで、美香も毎日のシャワーから、湯舟のお風呂に入れる。

颯馬は、もうちょい沐浴させよう。

だんだんベビーバスが小さく感じるくらい大きくなったが・・・。


母子共に、いろいろな制約が取れて、少しずつ通常の生活に
戻れることが嬉しい。でも、無理はさせずに、
サポートを続けながら、ゆっくりと歩んでいきたいと改めて思う。
友人たちから、ありがたい、こんなアドバイスをもらったからだ。

 ママのスポーツ・旅行含めた完全復帰は2.5ヶ月後とは言われますね。
 乗馬やってきた美香ちゃんは早そうですが!
 今は平気でも大事にしないと更年期に来るわよ
 と言われてビビりましたもう遅い(笑)
 美香ちゃんは隊長がいるので大事にできてうらやましいです!
 香 
モート 香 (Kaori Mort)


 私は助産師さんに、母親の体調が戻るのは半年〜1年と教わりました。
 産後8週以降は仕事復帰やスポーツを再開する方もいる一方で、
 私も体調が戻ったのは産後10ヶ月頃だったように思います。
 奥さんを是非ゆったりとした気持ちでサポートしてあげてくださいね!!
 そして、何よりも、隊長が健康でいる事が任務ですよー^_^
 あちゃこ 
油井 麻子 (Asako Yui)


美香が病院に行っている間、俺のワンオペの半日。
息子と2人っきりで留守番している間、ちょっと気を抜いたら
些細なことから、大変なことに・・・

ミルクを飲ませた後、すぐに横にすると吐いてしまうこともあるから、
毎回、ミルクを飲ませる前にオムツ交換する。
ちょっと匂いを嗅いで問題なさそうだったので、

そのまま颯馬と添い寝してたら・・・

なんか濡れてる・・・


おしっこがオムツから漏れて背中までビッショリ。
俺たちのシングルベッドがおねしょ状態に。
枕、バスタオル、シーツ、ベッドパットまで沁みてしまったのだ。

ちょっとした手抜きが、大きな事に発展する・・・
仕事も育児も一緒だね。
これからは、マメのオムツ交換を心がけよう!

「親子3人、初めてのピクニックランチ!」

颯馬(ふうま)は一か月検診で問題なかったから、
晴れた暖かな日には、ちょこっとずつ外出したいと思ってたら、
先輩ママでリピーター隊員(海外3回)かよ Kayoko Yanagidateから、
貴重なアドバイスをもらった。

 順調な成長、良かったです
 ただ、外出できると言っても、赤ちゃんは疲れちゃうので、
 長時間の外出はほどほどに、生活リズムを崩さないように
 (ごはんやお風呂の時間を変えないように)
 気をつけてくださいね。
 ちょっと無理させると、夜泣きがひどくなりますよ〜

 かよ

かよ、ありがとう!
無理させないように注意するよ。
インフルエンザが流行っているから人混みは避けたいが、
まずは近所の馬のいる公園、根岸森林公園の散策から・・・
颯馬にとっては、毎日が冒険の始まりだ。

今日はあいにくの土砂降りの雨だったけど、
昨日は暖かな晴れた日曜日。
世間で認知されてる「公園デビュー」とは違うが、
これが本当の公園デビュー 笑。

 


 


初めての記念にコンビニで、
ちょっと贅沢なエビスビールと
チリのコノスル・シャルドネ(白ワイン)、
弁当買って3人でピクニックランチ。

 


外食するより安上がりで、しかもコンビニNewDays、
ビールやワインなどの酒の種類も豊富で弁当が旨い。
洗練されたワインと冷めても旨い、この弁当、最高!

山手周辺は坂道が多い。
颯馬を抱っこして登っていく時、ふと思い出した。
高校1年の時、生徒会活動に没頭するまで、俺は登山部に所属していた。
冬山合宿に備えて、ボッカ訓練の秋山合宿を思い出したのだ。
先輩からザックにガンガン石を積まれて登ったら、
「おまえ、山に向いてるな、
1年でバテテないの、おまえだけじゃん」

って言われたっけ。昭和な体育系の思い出。

颯馬を抱っこして坂を上る、
身体がなまらない最高のトレーニングを見つけた。
100歳まで生きるぜ!


颯馬も抱っこ紐の中が心地よい暖かさと見えて
グッスリと眠っている。
結局、森林公園にいる間、1回も目を覚まさなかった。
颯馬のためにと思ったが、
結局、美香と俺のリフレッシュタイムになった。
「たまにはワインもいいよね?」って、美香。

 


2時間ほどで自宅に戻ると、そりゃーもう大騒ぎ。笑
颯馬が興奮して眠らない・・・
せっかく、かよからアドバイスもらってたのに、
無理させちゃったのかな?

新生児にとっての「無理」って匙加減が難しい。

先週、旅行会社の経営幹部の友人とメッセンジャー電話で話したら、
颯馬(ふうま)1歳の誕生日は、海外で過ごす目標ができた。
世界約70カ国行ってる俺も行ってない国、ネパール。
子供と行けるスペシャルなツアーが作れそうだ。
本当は栗城 栗城 史多 (Nobukazu Kuriki)  と行きたかったなぁ。
令和元年ベビーが多いから、
何組かの親子と一緒に過ごせたら、いいな。

「10年、20年後に思いを馳せて!」

日中にしろ、夜中にしろ、
颯馬(ふうま)が「お腹空いたよ~」って泣き叫ぶ、
ミルクの時間がやってきて、
飲み終わった後、縦抱っこしてゲップを出してから、
2、30分は、そのまま颯馬を抱きしめている。


美香や俺が息子、颯馬(ふうま)を抱きしめた時間って
きっと、10年、20年経って影響が出ると思ってやってる。
自分で考え判断して行動できる大人になってほしいが、
2人の娘たちが、そうであったように、
思春期も、親に「ほうれんそう」ができる子に育ってほしい。


今月21歳になる長女、未空(みく)や19歳になった次女、
七海(なつみ)。
たとえば就活など、重要な局面では、相談されアドバイスを
求められた。
丸投げの質問ではなく、
「私はこう思うんだけど、パパはどう思う?」
って、必ず自分の意見を先に言ってから、相談された。
幼少のころから、休日はどんなに疲れていても全力で遊び、
親子の信頼関係ができている。
今も娘たちに会うとハグをする。

親子で「触れあう」って、すごく大事だと思う。
全身で「愛」を受け取った子供は、真っすぐに育つと信じてる。

 


なんたって、10年後、俺は68歳、20年後は78歳・・・
親父が73歳で逝ったブログを昨日、読んで思った。
100歳まで生きると決めているが、20年後は生きているかどうか
わからない。だから、悔いのないように息子と向かい合いたい。

 


 

”すべての活躍の後ろには、必ず女性の愛がある”

最近、友人の小説家、森ちゃん森沢 明夫 (Akio Morisawa)のFacebookシェアで知った、

めしょんオフィシャルブログ。

 

いつも共感できる内容だが、今回の投稿に、激しく共感したので、

初めて「リブログ」してみた。笑

 

大好きな「馬」の話題なのも、いい。

「颯馬(ふうま)の一か月検診で外出!」

昨日、今季一番の極寒の朝、
洗濯物を干し終え、かじかんだ手を温めるために
お湯で洗い物の後片づけをして、チャッチャと
家事を終わらせて、みなとみらい「けいゆう病院」へ。
待ちに待った息子、颯馬(ふうま)の一か月検診だった。

美香がアプリでJapan taxiの予約して決済を済ませていた。
便利な時代になったものだ。
あれこれ用意して荷物を用意すると、ちょっとした旅行気分。


颯馬にとって初めてのタクシー。
車内の振動がホワイトノイズなのか、すぐに眠りに落ちた。

検診の結果、「特に異常なし」
順調に身長も伸び、体重も増えていた。

 

検診で裸になると新生児たちは一斉に泣き出した。

美香が颯馬の耳元で換気扇の音のようなホワイトノイズを囁いた。

「シッシ、シューシューシュー・・・」

すると、颯馬だけが泣き出さなかった。さすが美香。

病院は混み込みで3時間くらいを覚悟したが、
検診は1時間半で終了。
ギャン泣きする新生児たちをしり目に、
病院での颯馬は、ずっと大人しく、お利口さんだったが、
帰宅した途端、「黄昏泣き」が始まった。笑


YoutubeでBon Jovi 「It's My Life」を聴かせると泣き止んだ。
俺と同じでROCK好きなのか・・・
改めて、いい歌詞、いい曲だ!

この曲をDAF18の出囃子曲に決めた。この曲で入場して登壇する。

何はともあれ、検診で問題なかったので、

これで、晴れて親子3人で外出できる。
ずっと家の中から出られなかったから、外に出れるだけで
テンション上がる。これからが、ますます楽しみだ。

「受付は明日、11月30日(土)23:59まで!!!」

いよいよ「いいね」と「応援コメント」ができるのが、
明日、11月30日(土)23:59まで!!!

1年前、22年経営してた会社が倒産し自己破産。

会社も持ち家マンションも車も貯金も、すべてを失った。

「どん底」味わっても、今、ハッピーなのは

ないものじゃなくて、あるものにフォーカスできたから。
幸せの沸点が下がると、些細なことに感謝できる生活になった。

 

心から「ありがたい」と思うと、「ありがたい」ことが

次々と起こった。ますます感謝できる日々になった。

そんな一年。

「誕生」というテーマでエピソードを書いてみた。

 

そしたら、先週土曜日、
「エピソードアワード2019~忘れられない言葉~」にノミネートされた。

ノミネートされた文章がコレ
エントリーNo18「此処から夢が始まる」
ペンネーム:「浜っ子パパ」です。笑

~「此処から夢が始まる!」~

「人生で一番嬉しかった事って、何ですか?」
「娘が産まれたことかな」
今年1月、友人に聞かれて、そう答えた瞬間、
今の妻と目が合った。

3年前に出会った俺たちは57歳と39歳。
できるかどうかわからないけど、俺の「人生で一番」を
妻と共有したいと思った。

「息子つくるぞ!」って、宣言した夜があった。
それからしばらくして妻が言った。
「あの夜、できたかも・・・」

授かった子供の性別もわからないのに、勝手に2人で
男子と思い込み、名前も決めて、
お腹に向かって呼びかけていた。

妊娠6か月、定期検診。
エコー検査で心臓の鼓動を聞いただけで感動した。
医師に尋ねた。
「そろそろ性別わかりますよね?」
「男の子です」

妻と2人でウルウルした。
ずっと息子が欲しかった・・・・・・。


 実は結婚は、3回目。
 23歳、「できちゃった婚」。死産が原因で1年も満たないで離婚した。
 もう一生結婚もしないし、まして子供なんてありえないと思っていた。
 偶然にも、同じ時期に両親も妹も離婚。
 誰にも頼れず、「死にたい!」と思った。
 そんな俺だったが、34歳、再婚した。
 拒食症の妻と不妊治療して奇跡的に2人の娘を授かった。
 「3人目は男の子ね」と頑張ったが、叶わなかった。
 22年連れ添った妻は4年前に亡くなった。
 「男の子を育てたい!」ずっと、それが俺の夢だったんだ。

 57歳、再々婚。「バツイチ、ボツイチ」なんて言われてた俺が、
 18歳年下の妻と、またしても奇跡の「授かり婚」、念願の男の子だった。
 20歳と18歳となった娘たちからも祝福された。

6カ月の妊婦検診の帰り道、中学校の校舎に掲げられた
横断幕の大きな字が目に飛び込んできた。
「何かのサインか、アレ(笑)」と、俺は妻に話しかけた。
思わず、口ずさんだ。
「此処から夢が始まる!」か?!
なんだかスキップしたいくらいワクワクした。

令和元年10月23日、超難産の末、母子共に無事、元気な男子出産。
「ありがとう!生きてて、いいんだ、俺は生かされてる、生きたい!」
そんなふうに思えた。

この歳で、まさかの「父」になって思う。
存在そのものが、誰かの勇気や元気になっている。
だから、あなたも「存在」してるだけで価値がある。

人生には悲しいこと、辛いことのほうが多いけど、
誰もが「生きてて良かった」て思える瞬間を味わえる。
それを俺が体現して、発信していく。
「何があっても大丈夫だよ!」

夢は道をつくる。今、まだまだ夢の途中。

<浜っ子パパ>

読後、応援したい気持ちがわいて、心動かされたら、
主催者めしょんさんのブログ
「いいね」、「コメント」ください。

応援コメントはアメブロアカウントがなくても
コメントできるようにして
11月30日(土)23:59まで受付けてるみたい。

あなたの応援コメント、待ってます!
あっコメントは1回だけね。何回も応援コメントするのは不正なので。笑

 

 

    人は臆病なものである。
    これから大事な旅に
    出かけようというときには、
    不安になってしまう。
    「手の中にあるもの」だけでは
    足りないのではないかと思い、
    旅立ちをためらう。


    もっと準備をしてから、
    と思うこともある。

    だが、足りないのは準備だろうか。
    あるいは環境だろうか。
    それとも経験や才能?
    たぶん、違うだろう。

 
    なにかをはじめるのに必要なのは、
    いま、「手の中にあるもの」を
    つかんで出発する「勇気」だ。

    「人生の贈り物」アレックス・ロビラ

還暦の友人が「出産祝い」持って自宅に訪問。

還暦の友人Kazが「出産祝い」持って自宅に訪問。

 


到着するなり、「2人共、良い顔してる!」
去年の俺たちの「どん底」を知ってるKaz。
自分のことのように感激してた。
 

「隊長、1年経って、俺の想像を超えて良くなってる」
美香に「良かったねぇー、美香さん幸せそう」ってしみじみ。
 
大富豪とホームレスを2回ずつ経験している60歳のKaz。
去年、俺が会社倒産、自己破産でお先真っ暗だったとき、
「自分がどん底だった時、
周りに美香さんみたいな人もいなかったし、誰もいなかった。
だから、あのとき居てほしいと思った人に自分がなる。
会社がなくなっても何も変わらない。隊長は隊長だよ」
って、
言ってくれたKaz。
会社の引っ越しも3日続けて手伝ってくれた。

破産直後、肉体労働の派遣の仕事を紹介してくれたのもKazだった。
 

俺は大切な家族と仲間のおかげで生かされてる。
だから、これから、それを胸に刻んで生きていく。