「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】 -283ページ目

「思う・動く・叶う」

昨日は定休日。夕方からHISの澤田秀雄会長の講演を聴きに行った。「浩子の部屋」であったビジネスキーマンネットワーク事務局の後藤真男さんの主催。講演タイトルは著書と同じ 「思う、動く、叶う! ―限界を突破するエネルギー」


初めて会う、澤田会長。さて、どんな人物なのか・・・
「人間は悪くないのですが、頭は悪いんです。」講演は、そんな言葉から始まった。オレは心の中で(そうか・・・)と突っ込む。

小さいオフィスで信用がなかった頃の話を聞いて、オレのスタートと変わらないと思った。澤田さんは会社を大きくして上場するのが目標になった。オレは最高のチームのいる良い会社にしたかった。もっというなら顧客から「好きな人のいる会社」と言われるのを理想とした。「良い会社」よりも「好きな会社」。

「企業は人なり」最大でもなく最強でもなく最高のチーム。最高のチームで社会貢献をする。それが今でも変わらないオレの目標。

オレが独立する前、どうして、あんな信用もない、髭ずらの兄ちゃんが一人でやっている小さなオフィスで、行列のできる旅行代理店となったのか?「原点回帰」が今年のオレのテーマかもしれない。

澤田さんの言葉にいくつもインスパイアされるものがあった。当たり前のことしか言ってないのに・・・。


 「ハワイに行こうと思った人しかハワイに行かない。」
 「思い描いた映像は必ずできると信じている。」
 「問題のない企業はない。失敗のない企業もない。」
 「チャレンジする限り失敗はある。同時に能力もアップする。」
 「スタッフは優秀でもダメ。人間性のいい人を選ぶべき。」
 「運を大切にする。運のいい人と運のいい企業と組むべき。」
 「明るく元気で楽しい人は運がいい人。」・・・



こんな言葉から多くの「気づき」をもたらえた。感謝!早速PCの前にたって実践する。
あなたは、こんな言葉から何かインスパイアされるだろうか。


   『行動すれば次の現実』―石原 明―

「ネパールの子ども達の瞳」

昨日はイベント「写真家の夕べ~ヒマラヤの子どもたち~」。

30人を超える盛況。会場がいっぱいに埋まる。登山家であり探検家であり、ヒマラヤ写真家の庄司康治さん は、あの写真家、星野道夫の友人でもあった人。最後に、庄司さんから様々なお土産が来場者にプレゼントされた。何でもないキーホルダー、誰も手が挙がらない・・・。

「このキーホルダー、星野さんからもらったんだよね」と庄司さん。一斉に手が挙がった。

いやぁ~欲しい物が沢山あった。思わず主催者ということも忘れて手を挙げそうになった(笑)。

かめちゃん@チームサリフ からは

> 昨日、「写真家の夕べ」に行ってきました。
> ヒマラヤの写真やネパールの子どもたちの写真。
> 困りますねぇ。行きたい所ばっかり増えて。


ぞうろくさん@チーム☆ミラクル からは

> ネパールって山のイメージしかなかったけど、
> スライドで見た村や子供達のきれいな目がとても印象的でした。
> 庄司さんのお話も楽しかったです。
> 1回山に登ると10キロも体重がおちるなんて凄い話を聴きました。


オレは世界40カ国以上旅をしていてもネパールには行っていない。今日は昨年一緒に富士山に登頂した登山家の小西浩文さん も来場する予定だった。ドタキャンになってしまって残念だった。

世界には、まだまだ知らないところがいっぱいある。オレの好奇心を刺激する写真の数々。また行きたい国が増えた。



■『氷の回廊―ヒマラヤの星降る村の物語』庄司 康治 (著)


■ 無酸素登頂八〇〇〇メートル一四座への挑戦
 ―スーパークライマー小西浩文の愛と墓標
 長尾 三郎 (著)


■イントレピッド(アジア・ベトナム)ツアーの体験を書いたメルマガ

 

「自分の足で、力で進む事に意味がある」

昨晩はモンゴル騎馬隊7月と8月の参加者たちでつくったチームモンゴルの新年会。一昨日がアフリカ料理で昨日は韓国料理。しかも海鮮。活きたこの踊り食い、韓国風刺身、きゅうり焼酎など多彩な料理と酒・・・。

昨年11月、奈良でチームモンゴルが結成された。土砂降りの雨の中、ママチャリ隊、総勢16名で飛鳥地方を駆け抜けた。モンゴルの大草原を馬で駆け抜けたように。

仲間のひとり、ヒデからママチャリ隊の画像と一緒に感動的な文章が送られてきた。


  「バイクは車より素晴らしい。そして、大型バイクより小型バイクの方がよい。だけど、自転車はバイクより素晴らしい。一番良いのは、歩きだけど。」僕が高校生だったころ、アウトドアーや自然が好きで、良くオフロードのバイクに乗って一人旅をしていた先生が、ある時こんな事を言っていた。
 
    その理由というのが、「車は室内で音楽やスピードを楽しみ、快適過ぎて、
    自然や風を感じる事が出来ないから。」そして、なぜ大きなバイクより小型、バイクより遅い自転車、歩きが良いのかという生徒の問いにこう答えた。
  
   「大型バイクだと快適。だけどね、スピードが速すぎて周りの景色が見えないし、覚えてないんだ。それに比べ、自転車や歩きは、ゆっくりマイペースで、自分の視点で景色、周りが見える。そして、自分の足で、力で進む事に意味があるんだ。」

    確かにそうだ。当時の僕には意味が分からなかった。しかし、今ならその意味が痛い程分かる。この話は、自然を楽しむという事を前提に話していたと思うが、
    
    この文を書いているうちに他に気付いた事がある。この「進む速度がゆっくりじっくりの方が良い」と、大変でも、自分の五感を使いながら進む」っていうのは、人生でも言える事なんじゃないかなと。

    上手く説明が出来ないけれど、他人任せで自分では何もせずにいつの間にかその時を過ごすより、いろいろと大変でも自分でやってみて、体験や肌で感じたものはいつまでも忘れないはず。

    苦労が無いと、ここで言う「楽な車」のように、同じ経験であっても薄っぺらで、余り心に残らないと思う。特に、僕はキャンプ等の自然に関わる事や、海外に一人で、又、多国籍ツアーに参加する時に、良く感じました。
    
これからも、僕は「楽な車」でなく、「体で体験できる自転車」で、人生、進めたらなぁーと思います。その方が辛いけど、きっと楽しいはず。。
  
    ひで。




  『ここにはたくさんの生き物がいる。小さな虫や鳥やもっと大きな動物たちの息吹が空気の中にみちみちている。その中に私はいる。』
―小泉今日子主演の映画「センセイの鞄」より―


自宅でビデオを見ていて、このセリフを聞いたら、仲間と駆け抜けたモンゴル大草原の映像がパァーと頭に浮かんだ。

■モンゴル騎馬隊結成7月 
■モンゴル騎馬隊結成8月 

「大人の給食会」

昨日は「大人の給食会」。「旅」をテーマに同年代で飲み食いするイベント。予想を越える盛り上がり。21:30までの予定が、23:00を過ぎてしまった。

うちで登録されているのは20代30代が中心で40代以上は少ない。1970年代生まれの「給食会」はアッと言う間に20名の満席なのに、60年代になると集まったのは10人。でもカッコいい大人の集まりになった。

親友のシンマさん 。ティーンズ応援団長だ。


> アフリカ料理
> ◆地球探検隊主催の「大人の給食」というイベントに参加してきた。
>  同年代と食事をする企画
> ◆会場は新宿南口のアフリカ料理店「ローズ・ド・サハラ」。
>  店員は全員がアフリカ系の人たち
> ◆ホロホロ鳥のロースト、ダチョウの砂肝の燻製など初めて食べる
>  アフリカ料理。美味しかった
> ◆同じ時代に同じテレビ番組を見て同じ歌手の歌を聴いて育った仲間達。
>  この気楽さがとても良い



島田動物舎、園長の島田さん 。彼はテレビ東京のTVチャンピオン、おもしろ動物王選手権で準優勝している。彼の動物の話は本当に面白い。


> 隊長、またまたありがとうございました。
> 日曜日のバンキシャの撮影も無事終わり、
> 一息ついています。
> また、遊んでください、ありがとうございました。島田



「団長」「園長」「隊長」って、なんなんだ!この集まりは・・・。


レイちゃん、独立前からのつき合いだから、もう14年になる。久しぶりに会う。


> 中村さん、心が外に出る機会をありがとう!ちょっと、というか
> 随分笑うこと忘れてたなーって、腹をかかえて笑う自分に唖然としました。
> 40も越えると人生いろいろ経験して相手の事を思い
> 行動できるようになるのかなーって。でも、きっとそういう人を中村さんが
> 惹き付けているのだなー!とても気持の良い時間でした。
> 同じ時代を生き抜き、これからの時代をつくる人たちに会う事ができた実感、
> 嬉しいです。たくさんのエネルギーをいただきました。ありがとうございます。れいこ



そしていつもお世話になっている 「地球交響曲」上映会を主催する青樹さん
一万人にこの映画をみてもらうプロジェクトを始動している。すでに目標は
半分達成している。この映画は本当にお勧めだ。


> 同年代の方の集まりとのことでしたので、仕事に疲れた会社員のおじさん、
> おばさんを想像していましたが、みなさん、とても若々しく、元気な方ばか
> りでしたね。隊長のお人柄で、そのような方が集まってくるんですね。
> 全ての出来事、全ての出会いに感謝です。青樹




> 隊長、昨日は有り難うございました。
> 今年の正月は休みが短くて、家にこもっていただけだったので
> これまでにない方々とお話しできる機会が持てて大変感謝しています。
> それにしても皆さんお若いですね。(特に女性は)
> 私なんか会社人間になれないタイプなので、会社に生気を吸い
> 取られている同年代よりは少しは若いつもりでいたのですが、
> 昨日のメンバーの中にいると、やっぱり俺って老けてるのか?と、
> 思わされてしまいました。
> そうそう、紹介していただいた「地球交響曲」は、是非見たいと
> 思っています。野崎




> 隊長 週末はお世話様でした。
> いや~42、43と厄年振り切った者のほとばしるパワープレイ炸裂。
> ゲロ楽しみました。も~笑ろた笑ろた。
> タイチョー!次回いつ?えっ?来月?
> いーじゃないのぉー、いこぜー!!中島



   『リーダーとは「本気で伝えたいメッセージがある」、
    そして「それを伝える仲間が創れる人」』―臥龍こと角田識之―



今日はチームモンゴルの仲間達と韓国料理で新年会。
飲み過ぎだろう・・・。

次回の「大人の給食会」は・・・。


■大人の給食会 1979±1年 2/22(火)東京

   

「ツアーじゃなくて冒険です!」

1/9の日記「ブログの原動力」に、今朝嬉しいコメントがついた。10年前のお客さんからだった。

当時、お客さんは「隊員」ではなく「会員」だった。オレも「隊長」ではなく「中村さん」。社長と意見が対立し始めると、トイレもない、シンクもない水回り一切ない小さなオフィスに追いやられた。一人だった・・・。社長から渡されたのは支払いの方が多い通帳ひとつだけ。No.2にして給料ゼロ。友達から「おまえ、バカじゃないの~。なんで給料ゼロで、そんなに夢中になって仕事できんだよ。・・・」と言われた。

自腹を切って電話を買い、FAXを買い、広告を出稿して・・・少しずつ業績を上げていった。最悪の環境でも環境のせいにしない。人のせいにしない。グチをこぼさずにやれることをやる。闘う相手は弱い自分自身・・・。

一年もたたないうちに行列のできる旅行代理店になった。それから独立して、もうすぐ9年になる。そのころ培った習慣は今でも役に立っている。

その原動力は、お客さんの、こんな言葉だった。

■ 中村さんワールド
こんばんわ。
大学3年の初めての海外旅行が地球探検隊のユカタンアドベンチャーでした。
小さな(失礼!)オフィスを訪れたら、そこにはアルバムと世界各地から届いた絵葉
書。そして、中村さん。
それだけで参加を決めたのは何かワクワクするものを感じたからでした。その時中村さんは「あら~、僕と同じ誕生日ですね」とか「ロストバゲージしちゃってね~」とか旅行に全然関係のない会話しかしていなかったのですがなぜか今でもはっきり覚えていますよ。
なぜだろう??
もう私も31歳。あれから、南アフリカやアジアなど各地旅しましたが、
今でもベスト1ツアーはあのユカタンアドベンチャーです。
あれはツアーじゃないですね。冒険です。
地球探検隊もすっかり大きく広がって中村ワールド炸裂といったところでしょうか。
今年は私も是非参加しますよ!
そのときはよろしくです。


オカノトモコ (2005-01-21 00:38:08)



■ ワクワクするもの
岡野さん、10年ぶりですね。あの頃は三畳くらいのオフィスでしたね。ホント小さ
かった(笑)。

でも、あのときに大切にしていたワクワクする気持ちは変わっていません。

「もう31歳」って、「まだ31歳」じゃないですかぁ。同じ誕生日でも、私は43歳。一
回りも違うけど、心は少年のままです。きっと隊員たちからエネルギーをもらい続け
ているからですね。

「今でもベスト1ツアー」こんな言葉がエネルギー源です。ありがとうございまし
た。朝からパワー全開です。

今年も感動してくださいね。感動できるうちは、まだまだ若い!
またの連絡お待ちしてます。感謝!

中村隊長 (2005-01-21 10:20:23)


ブログの良いところは、こういう双方向性にあると思う。コメントは書く原動力になる。

隊員から、「地球探検隊」でやってるのは「旅行」じゃなくて「旅」ですよね。そんなふうに言われたことがある。「私の旅行歴の中でベスト1」こんな言葉をもらうために、ありとあらゆる手段で、この旅を伝えていきたい。


    『記憶に残る仕事をすれば、記録に残る業績が残せる』

    感動プロデューサー 平野秀典


「多国籍冒険ツアーとは?」

昨日は今年初めての「現地発着ツアーと地球探検隊を知る夕べ」開催。毎回10人限定。すでに23回開催している。旅が、その旅仲間によって毎回違うように、この説明会も毎回違う雰囲気になる。

今回は、かなり乗って話ができた。オレが今まで参加した多国籍冒険ツアーの中でベスト1だと思うトレックアメリカの体験を中心に話す。

より具体的にイメージを持ってもらうため、写真を見ながら説明する。みんな8年前のオレの写真を見て笑うんだよね。当時35歳になっているのに、ちょっとヤンキーが抜けてないようで、今見るとちょっぴり恥ずかしい(笑)。

自分の体験を基に「多国籍冒険ツアーとは?」「大人の修学旅行とは?」「地球探検隊とは?」を語る。

すでに200名以上に話しているが、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)GREE.jp で、この説明会に参加した隊員が「友達からの印象」に嬉しいコメントを書いてくれた。このコメントは誰からもらっても嬉しいが参加隊員からのコメントは格別だ。

SNSは「もともと米国生まれで、仕事に直結する人脈作りのためのサービスだったが、日本に上陸以降、その中身は、仕事よりもコミュニティ作りの場にシフトしてしまった。」(日経ビジネスより)

このGREE.jpは、友人・知人(面識のある人限定)からの紹介でしか入会(登録は無料)できない・・・

(※面識のある好奇心旺盛な探検隊隊員の方は、shin@tankentai.com までメールをください。折り返し、招待状を送ります。)


  「地球探検隊」隊長の「友達からの印象」より

   隊長。HPで見ただけでは怪しいニオイのする旅行会社も、実際に訪問してこの方の話を聞いて、参加しなくては損だ!!と思いました。好きなものをまっすぐに好きと言えるその人柄が魅力。これからもおおいにお世話になろうと思ってます。 なかめぐ(参加隊員)



毎回、この出会いと時間を大切にしたいと、魂を入れて話しているつもりだ。言葉にウソがあれば、それは伝わらない。

次回より説明会のタイトルを「多国籍冒険ツアーを知る夕べ」 に変更した。次回は2/19(土)15:00~17:00。平日と週末と、毎月交互に開催したい。
 

         『全身全霊で取り組まないとつまらない』

          ― 服部 隆之 ―

「母からの手紙」

昨日、西田先生と会って、7年前にもらった母からの手紙を読み返した。20歳でオレを産んだ母は、「おふくろ」というより「姉貴」という存在に近かった。

この手紙をもらったのは、今は廃刊になってしまった雑誌「ブランカ」で「地球探検隊」の20ページの特集記事が掲載されていた時期だった・・・。


    前略 ブランカ2月号みました。発売日には風邪をひいて買いに行けなくて、一昨日大きな本屋さんで探したけど見つからず、昨日やっと棚にたてかけられていた一冊だけのブランカを買い求める事ができました。そして思わずペンをとってしまいました。

  昨日は集会もあったことだし、ざっとみただけだったけど、今日はゆっくりみている内になんだか知らないけど涙がでて止まらなくなりました。そして読んでいるうちに又、別の涙がでてきて涙、涙のオンパレード・・・。

  昔、伸一が小さな子供だった頃、私に与えてくれたうれし涙をふと思い出しました。36歳にもなって、まだ親を感動させるなんて伸はスゴイ!(なーんちゃって親バカかな?)

  とにかく今は言葉に表せない程の気持ちです。本当に有り難う。1998.1.21 政子



オレのメンターは祖父。「爺ちゃんが生前望んでいた男になる。」そんな思いがオレを突き動かしてきた。この手紙をもらってからは「おふくろにも感動を与え続ける息子になろう!」が目標に加わった。

そして親になった今、娘達に「パパの子で良かった」妻には「あなたと結婚して良かった!」

スタッフには「一緒に働けて良かった」隊員たちや、これから出会う多くの人からは「隊長に逢えて良かった!」・・・そんな出会いにしたい。

生き方の支柱、基準があると、自分を律して一瞬一瞬を無駄にできなくなる。そんな思いが毎日、オレを突き動かす。


追伸:日記「銀座の個展」で紹介した「ハートポン」
今週からオレと娘たちの画像入りで紹介されている。親バカ丸出しだぁ(笑)。

「お前を産んで本当に良かった!」

今日で1/10(月)から続いていた銀座の個展が終了した。主催者のシンマさん の言葉。「大人の文化祭」そんな言葉がピッタリのオレ達の祭りだった。当然、打ち上げがある。でも、先約があった。

『ゴトー式口説きの赤本』 著者、後藤芳徳さんと『愛のバタバタ貧乏脱出大作戦!!』 著者、九鬼政人さんの誕生日を祝う「ビジネスようちえん」 新年会に招待されていた。後ろ髪を引かれる思いで、シンマさんたちと別れた。

新年会には誰が来るか知らされていない。唯一知らされていたのはカリスマ経営コンサル、神田昌典さんが参加するかもしれないということ。「20人くらいの集まりで、誰が来るか分からない。・・・」少しワクワクした。

会場は赤坂のホテルニューオータニ。会場へ着くと(株)トレンダーズの女性起業塾の卒業生達、仮装した美女軍団が「隊長ォ~」と迎えてくれた。

そして会場へ入っていくと驚いた。昨年『人生の目的が見つかる魔法の杖』 を読んで以来、ずっと会いたかった西田文郎先生(55歳)が談笑している。現在、トップスポーツ選手のメンタルアドバイザーとしても有名。「能力開発の魔術師」とも言われている。

娘さんにも「自分が幸せになろうとして結婚するな。結婚するのは自分のためじゃないぞ。相手を幸せにするために結婚しろよ」なんて言う人。

  西田先生語録:『人生の目的が見つかる魔法の杖』より

  人生の終わりをイメージすると自分が本当は何をやりたいと望んでいたかが明らかになる。「やりたいことがない」「何をしたいかわからない」というのは間違いなく、まじめに死を考えたことがない人間だといっていい。」

  「人との絆が感じられると、人間はプラス感情になり、安心して目の前の課題に100%の力を発揮するようになる。」・・・


そんな西田先生の55年の人生を支えたお母様の言葉、「お前を産んで本当に良かった」。オレはこの言葉に感動した。そのことを先生に話すと「ぼくはね。マザコンなんですよ(笑)」と気さくな返事。ますます惚れた。 


そのほかのメンバーも半年ぶり、一年ぶりに会う人が多かった。元アマゾンのカリスマバイヤー土井英司さん、アントレ編集長の増田紀彦さん、『幸せな宝地図であなたの夢がかなう』 著者、望月俊孝さん、『ウケる技術』 著者、水野敬也さん、小林昌平さん、起業家研究所、今村暁さん、「平成・進化論。」鮒谷周史さん、「平成・セルフプロデュース論。」長沼良和さん、『「やめたいのにヤメられない!」がスパッとやめられる10秒日記』 著者、水野浩志さん、教育王さとりんさん・・・後藤さん、九鬼さん、スタッフの皆さん、ありがとう!最近、明日も会いたくなるような人との出会いが嬉しい。

こういう集まりにはよく呼ばれるようになったが、ふと考えた。オレもリピーターの隊員を集めて、こんなホテルに招待したい。

うちで提供している旅は「人生の目的が見つかる魔法の旅」かもしれない。


■【メルマガ版・ビジネスようちえん通信】



「生き残った人まで殺す」

角田さんのメルマガ「社長のビタミン・一日一語」 1/13(木)発行のタイトルにドキっとした。<生き残った人まで殺す>

メルマガ「社長のビタミン・一日一語」より

> ●生き残った人まで殺す
>
> 旧知の谷田貝良成さんが出しているメルマガの中で、
> 次の一節が心に刺さりました。
>
> 『1~2ヶ月たってある程度落ち着いたら、プーケットを、
> そしてタイを愛する人は、鎮魂のためにも是非この地を訪れてください。
>
> それが一番の援助です。
>
> 恐怖を煽る報道を信じて、長期間旅行者がプーケットに行かないと、
> 生き残った人まで死んでしまいます。プーケットが死んでしまいます。
> 観光で生きている土地ですので。』


心に刺さった。募金以外にも自分にできることは、まだまだある。「これでタイの旅行もしばらくないな・・・」と瞬間思ってしまった自分を反省。ビジネス的観点からしか見えなくなると危険だ。心が狭くなれば視野も狭くなる。「一番の援助」・・・考えさせられた。

NYのテロのときのようにマスコミに煽られて真実が見えなくなることもある。オレも、あるシーンを繰り返し放映し、復興の進展をほとんど伝えない報道には偏りがあるように思う。1~2ヶ月たってある程度落ち着いたら・・・。


うちで扱うタイの旅は、イントレピッド社主催の外国人と旅する現地発着ツアー。「英語に自信がない!」と諦めてしまう人も多い。そこで考えた国内イベント「大人の遠足」。

楽しく遊びながら英語に慣れ、自分の中にある心の壁を取り払おうという日帰りイベント。 「英語であそぼ!東京大江戸めぐり」 だ。

1/22(土)元イントレピッド、ツアーリーダー、アーロンが1日英語でガイドする東京。まずは上野と浅草。日本にいながら1日イントレピッドツアーのプチ体験ができる。東京の原点、江戸。「地球探検隊」らしく、英語を教室で学ぶのではなく、遊びながら学ぶアクション英会話。もちろんイントレピッドツアー同様、定員12名。

今、江戸時代が見直されている中で、このコラボ、きっと新しい発見があるにちがいない。オレのイメージの江戸は「シンプルで質素にも豊かな暮らし」・・・。意外と「新しいライフスタイル」を手に入れるヒントがあるかもしれない。みんながハッピーになるように自分にできることを一つ一つやっていこう。 
 

今年初めての「地球探検隊」メルマガ85号発行 。そこで、この日帰りイベント「英語であそぼ!東京大江戸めぐり」を発表!さぁ、読者にどう判断されるのか?楽しみだ。来週からイベント目白押し


  『百知って何もしないより、
  三知って、その三つを実践するほうがいい。』

               
       「6000人を一瞬で変えたひと言」(サンマーク出版) より



「身近な人間の死」

最近、いくつものコミュニティで立ち上がったMLがアツイ。
中でも一番熱いMLが「大人の修学旅行」7月のモンゴル騎馬隊チームサリフ。

昨年、祖母を亡くした「みか」、父を亡くした「じゃいあん」、母を亡くした「ひで」・・・きっかけは、仲間の一人「てちこ」が年末のタイから無事生還の知らせを受けて「生」と「死」をまっすぐに見つめたヒデの一通のメールから始まった・・・。それを受けた、じゃいあんの返信。

 僕は父を亡くして初めてうわべでない本当の悲しみを知りました。
 人前で涙があふれたのも初めてでした。
 そして、その時初めて理解したのですが、普段何げなく付き合っている
 友人達もそれぞれ悲しみを背負っていることを知りました。
 そんな時、やはりお父さんを亡くしているキアヌさんから、
 「悲しんでたら天国のお父さんは喜ばへんで。お父さんの分まで楽しまな」
 と励まされたんですよ。
 ヒデも「家族に不幸があり、海外なんて行っている状況ではなかった」
 とありますが、悲しみに沈んでいるよりも前向きにいろんな体験を積む
 ヒデをお母さんは喜んでいると思います。
 僕は、数十年先、父と再会したときに人生こんなにおもしろかったでーって
 報告できるようにと思うようになりました。


オレは、こんな隊員たちを誇りに思う。一緒に旅ができて幸せだ。

「地球交響曲」を主催する友人、青樹さんの発行する、東京プロフェッショナルズのニュースレターに、8月のモンゴル騎馬隊チームテレルジのエミコが紹介された。

もともと、オレは彼の表現力に圧倒されていたが、今年になって、さらにパワーアップしている。毎回、ニュースレターを一気に読ませる文才がある。「地球探検隊」メルマガも彼に影響された部分も多い。伝え方がうまい。「インドネシアの神様 」「心に刻まれる引き算 」は秀逸! 

青樹さんのニュースレターとMLともシンクロしている。「エミコも・・・」知らなかった。オレは、メンターだった祖父が他界したときを思い出して、仕事中にウルウルしてしまった。でも、今は毎日を惰性ではなく、一瞬一瞬をめーいっぱい楽しんでいる。「爺ちゃん、オレを見ててくれ!」・・・

最後に「たかみー」と「かめちゃん」の会話。
 「みんなで、『充実した人生だったね』っておじいちゃん、おばあちゃんになったときに笑っていえると良いですね。」

これが俺たちチームサリフ7人の目標になった。


  『はるばるここまで生きてきて
  時々後ろを振り向けば
  逝きて還らぬ人がいる

  逝きて還らぬ人なのに
  生きてた時よりそばにいる』

    (巡礼歌、武田鉄矢)より